【公式】内田精研有限会社新卒採用サイト

MASUMI IKEDA

製造グループ　池田眞澄

モノづくりも、経営も。
仕事の面白さが
どんどん増えていく。

まったくの未経験から、
モノづくりの世界へ。

大学時代は、モノづくりとはまったく関係のない心理学を専攻。新卒では人材派遣会社に就職し、管理側の立場で仕事をしていました。入社から数年が経ったころ、研修の一環で自分自身が工場での仕事を経験する機会があり、そこで手を動かしてものをつくる面白さと出会ったことで転職を考えるようになっていきました。さらに、当時の彼女（現在の妻）が川口市に住んでいたため、この周辺の製造業に絞って会社を探すことに。いくつかの会社を訪ね、実際に現場も見学させてもらうなかで、内田精研の明るい現場の雰囲気に最も惹かれたのです。社員の方々の挨拶がすごく印象的で、「ここだったら、楽しく働けそうだ」と感じられたことが大きかったですね。ちなみに、そのとき感じた明るい印象は入社してからも変わりません。また、研磨や研削に関しては何の知識もありませんでしたが、不安より「早くモノづくりの仕事がしたい」という期待の方が大きかったことを覚えています。

研磨、研削の仕事は
究めていく奥深さがある。

入社1年目から担当している仕事は、内面研削。円筒状の製品などの内面を専用の砥石をセットした機械で削り、仕上げていく仕事です。最初の頃はロット数が多く、仕上げの精度はそこまで求められない製品からスタートし、徐々にロケットのエンジン部品といった一点もの、特殊な形で仕上げの難しいものにステップアップしていきました。仕事に慣れてくると、1分間に約1万回転のスピードで回る研削機械の動きを見る余裕も生まれてくるようになり、自分でマシンを操っているような面白さを実感できるようになっていきます。さらに、研削する製品の材質に合わせて砥石の材質を選んだり、製品を固定する治具の締め具合や砥石の回転速度を細かく調整したり。研磨、研削の仕事は究めていく奥深さもありますね。また、当社に運び込まれてくる製品には、私たちの技術力を頼って運ばれてくるものも少なくありません。入社4年目に担当することになったF1のエンジン部品もそのひとつ。「より強いパワーを生み出すため、爆発時の円筒内のエネルギーが均一に伝わるようにしたい。そのために内面を1/100ミリ単位の精度で仕上げてほしい」という依頼でした。このときは砥石の選択に苦労しましたが、丸1日かけて最良の組み合わせを見つけることができ、開発担当者が満足して帰っていく様子を見たときは大きな達成感に包まれました。

チームの仕事、
会社の経営にも
興味が出始めた。

その他にも仕事の面白さ、喜びを感じる瞬間はいくつもあります。たとえば、これまでのやり方を見直し、改善した結果、仕事の効率が上がったときはうれしいですね。製品だけでなく、仕事の無駄を削ることで、自分の仕事が楽になり、他のことに費やすことができる時間も増えますからね。また、入社4年目からは内面研削チーム全体の工程管理も任されるようになり、自分以外の3名のメンバーの仕事を段取る面白さも加わりました。週1回、自分たちでミーティングを開き、仕事の進捗を共有。多いときは10種類以上の製品が運ばれてくるなかで、抜けや漏れがないように仕事を進め、ときには人員の再配置やスケジュールの変更も指示します。さらに、現在は会社の経営に携わるアメーバ経営の委員にも選ばれ、現場の仕事を会社の経営と連動させて考えるようにトレーニングしている最中です。数字を意識するようになって、会社への貢献の度合いも目に見えて分かるようになり、またひとつ、仕事に新しい面白さが加わりましたね。

気づくと、自分自身も夢を持って働いている。

大学時代に心理学を学んでいたこともあり、医療分野への興味が昔からありました。そういう意味でも、この会社がビジョンのひとつとして掲げる「人工関節への挑戦」はいずれ携わってみたい仕事です。また、アメーバ経営の委員として活動するようになってから、経営に対する興味も湧いてきました。モノづくりがしたくて入社した会社ではあるけれど、今は、モノづくりも経営も両方挑戦してみたいですね。こうした贅沢な選択ができるのは、この会社の規模と同時に社長の人柄も大きいと思います。社長が夢を持って生きている様子を間近で見聞きできることで、自分も挑戦してみたいという思いがどんどん強くなっていきました。最後に、私がこの会社と出会うきっかけのひとつとなった妻とは、結婚して3年目。会社からは給与とは別に毎月家族手当もいただいていますし、残業も月に5〜6時間程度。自分自身の夢を追いながら、仕事と家庭の両立もできる毎日をこれからも続け、自分も会社ももっと成長していければと思います。